ビジネス書からはじめよう

最新のビジネス書や話題の本、わかりやすく面白い情報を発信していきます

                     

【感想】落合陽一の超AI時代の生存戦略。生き残るにはブルーオーシャンを見つけろ!

 

ブログ13日目。

オツキミ山くらい...?

 

今日の一冊は、AIに関するものです。

最近AIについて読む機会が多いです。

昨年G検定という資格も取得したので、今後は仕事に活かせるようにインプットをより強めていきたい。

 

超AI時代の生存戦略 シンギュラリティ(2040年代)に備える34のリスト】
落合陽一著、大和書房、2017

 

今日は本の内容引用多めです。


著者である落合陽一が言うには、2040年には、シンギュラリティと呼ばれる技術的特異点が訪れる、人工知能が人間の叡智を遥かに超える時代が来るといいます。
本書では、上記の技術的特異点に対して、テクノフォビアの人々の不安を指摘してます。

※テクノフォビアとは、科学技術恐怖症.テクノ恐怖症.コンピューターの操作やメカニズムに慣れないため,心身が拒絶反応を起こすものです。


 次は自分の番ではないのか?
自分の専門的修練が、コモディティをもたらすインターネットに接続された機械によって飲み込まれていくのではないか?
自分が「特権的に得てきた何か」も「民主化」されてしまうのではないか?
(中略)
これにはいささか疑問を感じている。結局のところ、人間の職が無くなるという類の、バズを狙ったニュースでの識者の人工知能(AI)についての記述の多くは恐怖を煽り、これからの時代はクリエイティブに生きるべき、という掴み所のないものを表題にしてページビューを稼ぐのが目的である。
この漠然とした不安の多くは、全盛期の終末論に似ていた。

 本書は、上記の不安を受けて、これからの時代、個人はどのように生きていくのがよいかを示唆します。

ベーシックインカムの導入、ワークアズライフという生き方、ストレスフリーに生きること、グローバルとローカルに差はないこと。

 


最後に、印象的だった部分を引用します。

 ブルーオーシャンを探すクセをつくる
ブルーオーシャンな考え方というのは、他人と違うことをやっていくということを基本にすることだ。また、自分しかそれをやっていないけれど、それが正しいと信じることだ
競争心を持ち、勝つことを繰り返すのがレッドオーシャンだったらブルーオーシャンは黙々と、淡々とやることだ。
ここで重要なのが、「競争をする」というゲームが決まると、データさえあれば機械のほうが強くなるということだ。競争するということは同じ土俵にいる。
つまり勝負するための要素が決まるから、要素が決まると機械はデータから計算可能なので機械のほうが強くなる。それはチェスや将棋の例を見ると明らかだ。 

 

 

 

一つ前の記事

 

represent-suzuki.hatenablog.jp