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【感想】ジェフベゾス・アマゾンが描く2022年の世界 。Amazonの買い物は宇宙に通ず。

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ブログ18日目。
GW明け初日、みなさん仕事お疲れ様でした。
明日働くとまた2日お休みですね。毎週こうなら素敵。
 
 
【アマゾンが描く2022年の世界 すべての業界を震撼させる「ベゾスの大戦略」】
田中道昭著、PHPビジネス新書、2017
  
 

 

どんな本?

Amazonが描く未来と、描いてきた過去が記載してあります。

読者のなかにも、日頃Amazonを使う人も少なくないと思います。
そんなAmazonの実態と影響について詳しく知ることのできる一冊です。

 

本書のキーワードは?

徹底的なカスタマーエクスペリエンス

 

顧客第一主義を掲げるAmazonにとって、

とにかくカスタマーエクスペリエンスにプライオリティを捧げているようです。

 

ジェフベゾスの夢、Amazonのゴール

幼い時から宇宙への憧れを抱くジェフベゾスの姿も垣間見ることができます。

 

最終的に宇宙事業のプラットフォーマーを目指すアマゾンは、将来的に民間人の宇宙の旅をローンチしようとしています。

これこそがパイオニアワーク。

https://wired.jp/2020/02/02/jeff-bezos-blue-origin/

 

 

この本の特徴は?

中国の雄アリババとの対比が行われることも本書の特徴。

ベゾスのリーダーシップ論を語る一方、ジャックマーとの相違点にも言及します


そこから、それぞれの会社が今後どのように展開するかの展望を述べています。

 

最後に、日本企業はどのようにアマゾンに対抗して行くべきか。

筆者は対抗馬にメルカリを筆頭に掲げています。


ここで大事なことは、メルカリはP2P(peer to peer)であるという点です。

仲間から仲間へのつながりが、事業発展を加速させるといいます。
また、日本の伝統技術はIoTとの親和性が高いという。匠の技に付加価値をつける融合、有効だそうです。

 

Amazonされる(to be amazoned)世界。
それに対する反発も見受けられる世界。


今後どのように変貌して行くのか、それをうかがい知ることのできる一冊です。