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【感想】革命のファンファーレレビュー。21世紀のお金とは信用だ。

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この記事は約5分で読めます。
 
【革命のファンファーレ 現代のお金と広告】
 
みなさんこんばんは!!
本えもんです!!!!!
 
今日はvol.3です。NewsPicks Bookから出版されたものです。
ということは、今回は
 
西野亮廣 × 箕輪厚介 
 
のタッグです!!!
 

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これだけでワクワクする人はおそらく(いや絶対)NewsPickerでしょう。笑
 

 箕輪厚介の『死ぬこと以外かすり傷』のレビューはこちら。

represent-suzuki.hatenablog.jp

 

 
この本を一言で要約すると
 
これからの時代にリアルで必要なコンパスであり、ファンファーレ
 
です。ファンファーレ、すなわち号砲です。
 
この本を読めば、
 
これからの時代を生きていく方法がわかると思います!!
 
これからの時代とは、21世紀。
 
第4次産業革命、つまり
 
情報革命
 
が起こった後の生き方を著者は教えてくれています。
 
※第4次産業革命
デジタルな世界と物理的な世界と人間が融合する環境と解釈している。具体的には、すなわちあらゆるモノがインターネットにつながり、そこで蓄積される様々なデータを人工知能などを使って解析し、新たな製品・サービスの開発につなげる等としている。
総務省 第4次産業革命がもたらす変革 より引用
 
 
著者曰く、
 
これからはお金よりも「信用」が価値を持つ時代になる
 
ということです。
 
本のタイトルにもある
「現代のお金」とは「信用」のことです。
 
お金とは、信用を数値化したもの
 
著者は『えんとつ町のプペル』を作成する際、
 
クラウドファンディング信用を数値化する装置 だと言い切ります。
 
そして、認知と人気の違いが説明されています。
 
認知とは、世間で知られていること、言い換えれば好感度を表す。
 
人気とは、嘘をつかないこと、言い換えれば信用を表す。
 
例えば、グルメ番組で大して美味しくもない料理を
ディレクターの指示で「美味しい美味しい」とコメントするタレント。
認知は上がるかもしれないが、信用は下がる。
こうなると、スポンサーからの広告収入は入るかもしれないが、世間の人々から信用されなくなる。
 
ひと昔前は認知があれば食べて行けたかもしれない。
 
しかし、21世紀は本当に美味しいのかどうかをインターネットで確認することができる。
まずいものはまずい、とはっきり言ったほうが人気は上がる。(そのテレビ局との関係は悪化するかもしれないが、、、)
 
 
これは主観ですが、
ここ3、4年マツコ・デラックスや有吉、坂上忍のようないわゆる「毒舌」タレントの出演が多い気がします。
 
彼らに共通するのは、「はっきりとモノを言う」ことです。
そのような姿が、彼らの「信用」を上げているのだろうと思います!
 
 
話を戻すと、
嘘をつけばつくほど、本当のむき出しの姿・感情でいないと信用は下がる。
 
西野がテレビにあまり出演しないのも、このあたりに理由がある。
 
その間にプペルをはじめとしたアート活動に精を出し、オンラインサロンを開催し、
せっせと信用を、人気を上げている。
 
言い換えれば、お金(=信用)を集めるための準備をしている。
 
ここまでが大体前半のお話。
 
本書の前半は、上記のようにお金の正体を明らかにすることに主眼が置かれています。
 
 
 
後半は、タイトルにある「広告」について。
 
広告として、
クラウドファンディング、炎上のさせ方使い方、アンチ対策法、マネタイズのタイミング、プペルの無料公開、講演会など、
具体的に「信用」を集める方法、その活用法を書いています。
 
列挙すると上記のようにまとまりますが、そのテクニックにはまぁ舌を巻きますね、、。
 
読んでわかる人には「すごい!!」とうなるような内容なので、興味をもった人はとりあえずポチるか本屋に行くことをオススメします!!!
革命のファンファーレ 現代のお金と広告

革命のファンファーレ 現代のお金と広告

 

 大体1時間あれば読み切れると思います。

 
 最後に、キンコン西野の今後の動きについて。
 
西野のいまの目標は
 
ディズニーをぶっ倒すこと
 
です。
 
これは主観ですが、
 
最強のエンタメを倒すことで、新しい時代をつくろうとしているんじゃないか?
 
ウォルトディズニーカンパニーができたのが
 
1923年
 
ほぼ100年前です。
 
100年前にできた会社がいまもトップをぶっちぎりで走り続けています。
 
ウォルトディズニーがつくりあげた思想を
 
いまも世界中の人が「共犯者」になり
 
ものすごいスピードで拡大しています。
 
このディズニーに西野は勝とうとしている
 
 
そのために西野がしていることが本書を読めばわかります。
 
つまり、これからの西野がするであろう面白いこと、
 
成し遂げること、
 
これらを知ることができます。
 
もしくは推し量ることができます。
 
 
イケないものを見てしまったような、
 
西野の共犯者になってしまったような 、
 
ワクワクする気持ちをおさえられません。
 
 
 
 
こんな人に読んでほしい
・話題になってたけど、キンコン西野って結局何者なの?って思ってる人!!
 
 
明日も更新します☆
 
 
関連文献
魔法のコンパス
 
関連人物
箕輪厚介、堀江貴文、前田裕二
 
※敬称略
 

 

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